オリンピックで日本のチームがメダルをどんどん獲得しています。
その一方で、この時期の風物詩とも言える甲子園は8月9日からと、少し遅いスタートになりました。
昨日の県大会決勝で今年の高知県代表は明徳義塾となりましたが、ぜひ優勝を目指してほしいと思います。
さて、地学の世界でも甲子園での戦いが始まっています。
その名も「すべらない砂甲子園ーこの夏、すべらないのは君だ!ー」
国立海洋研究開発機構JAMSTECさんの創立50周年記念事業。
全国の砂がそのすべらなさを競う、超新感覚室内実験的格闘競技大会だそうです。
この砂の甲子園に、佐川地質館の中庭で採集していただける化石が埋まっている砂が、特別枠で参加することになりました。
この化石と砂は、佐川町の川内ヶ谷で採取されてきた、およそ2億年前のものになります。
(いつも皆様を発掘体験にお連れしている、この場所の砂です。)
はたしてこの佐川の砂は甲子園でどこまで勝ち進んでくれるのか。
佐川地質館では、試合の実況及びパブリックビューイングを、8月1日の午後1時半から行う予定です。(雨天の場合は8日に順延)
北は福島から南は大分まで、全国12の砂による6試合。佐川の砂は第17試合で静岡県のガーネットサンドと対戦予定です。
野球の方の甲子園の開幕に先がけた砂の甲子園、1日は佐川の砂を応援しに是非地質館に遊びに来てください。