アイアンマン
曇り空の佐川町からこんにちは~
みなさん いかがお過ごしですか?
先日ブラタモリという番組を見ていて
いろんな鉄鉱石のでき方があるんだな、と思ったのでご紹介したいと思います。
あの番組は、地形とか歩きながら探っていくのが、ゆるくて博識でいいですよ🌸
そもそも鉄鉱石って何かというと、鉄を作る材料で
現在の工業に欠かせない石です。
番組では、鉄鉱石について
マグマが石灰岩の間に入り込んでその境目が熱変性し、新たな鉱物ができたよ、
というでき方を紹介していたと思います。(←違ってたらすいません)
現在の地球上にある鉄鉱石の大部分は
古い地質時代にできたものです。
ざっくり書くと、このようにできたと言われています。↓
約30億年前:太古の大気は、アンモニアやメタンや二酸化炭素(CO2)が主で、酸素(O2)はなかった。
約25億年前:シアノバクテリアが登場→光合成を始める、するとその工程でO2が地球上に初めて現れる
→O2が当時海中にあったFeと結びつきFeOを形成する
こんな感じでできたFeOは縞状鉄鋼と呼ばれており、
名前の通り、縞々です。(写真をご覧ください💛)
赤や金色や黒の縞模様をしているのですが、
O2やFeの結びつきの差によって、赤鉄鉱や磁鉄鉱になったりします。
これらは、季節によるバクテリアの活動量の違いと言われています。
こういったものも
地質館で現物が見れるので
4月以降に
ぜひ見に来てみて下さいね~♪
ではまた!