雨の造った四国
今年も梅雨の季節がやってきました。
外で遊べなくなり、洗濯物も乾きにくくなる、空気はじめじめする、観光客の足も鈍るとあまりいいイメージのない雨ですが、「恵みの雨」であることもまた事実。
考えてみれば、仁淀川をはじめとする四国の清流も雨あってこそですし、四国の深い渓谷も、雨水や川で削られてできた側面もあります。
そう考えると、観光にとっても「恵みの雨」なのかもしれません。
地質館での、仁淀川・吉野川、そして四万十川で見られる河原の石の展示でも、川の流れを再現するために軽く水を流していますが、これだけで展示が生き生きとしてきます。
梅雨が明けるといよいよ夏休みが始まります。観光業の方にとっては、それまで一息つけるという意味でも、やはり恵の雨なのかもしれません。