「葉巻タバコ」の化石
佐川町からは葉巻タバコにしか見えない化石が出てきます。
この化石の正体は、ジュラ紀のコウイカの仲間、ベレムナイトの「殻」の化石です。コウイカの殻は、他の軟体動物とは違い胴体の中に埋まっており、体を内側から支える働きをしています。ベレムナイトの殻も同じように、胴体の中に入っていたと考えられます。
最近、佐川町から発見されたベレムナイトの化石が富山大学の教授により研究されました。なんと南極近海に生きていたベレムナイトの仲間に似ているとのことです。まだ結論は出ていないとのことですので、今後の研究が気になるところです。
なお、葉巻タバコと言っても今となっては見覚えのない人の方が多いかと思いますので、下に本物の葉巻タバコの写真を載せておきます。
私も思った以上にベレムナイトにそっくりで驚いてしまいました。
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