梅雨入り
先日15日に、四国地方が例年よりも早く梅雨入りしました。
湿度はほとんどの博物館では大敵…かと思いきや、考古学の出土した遺物や古文書類は割と高湿度の環境での保存が望ましいようです。
化石はかなり安定しているため、あまり温度湿度の悪影響は受けにくいのですが、それでも湿度50%前後が望ましいとされています。
雨が降ると、化石発掘に行けなくなるのも困ります。
道がぬかるんでしまう、風邪を引いてしまうという問題の他に、土埃まで湿ってしまい、地層の表面を綺麗に保つことができないという問題もあります。
化石は地層の表面から見つかるので、発掘途中も岩の表面をハケで綺麗にしておく必要があるのです。
というわけで、雨の間は化石堀はお休みです。
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