ものサシづくり
大学時代に地層の写真を撮影するとき、スケールを置き忘れて教官に怒られた記憶があります。
写真を見る人に、未知のモノのだいたいの大きさを伝えるのに必須なスケール。
あくまでだいたいの大きさを示すものなので、地質調査中は手持ちのハンマーを置いたり、時には人にスケールとして地層の前に立ってもらうこともあります。
当然、スケールの重要さは室内で標本撮影をしているときも変わりません。
どの標本写真にも映り込むはずのスケール。
どうせならそのスケールにもこだわりたいですよね。
というわけで、佐川町の誇る佐川発明ラボで、スケールを作っていただきました。
発明ラボのレーザーカッターを使って
佐川のヒノキを使って物差しを作りました。
(ヒノキなので温湿度による膨張が気になるところですが、あくまで"目安"なので)
地質館に帰って早速撮影。
これなら大学時代の教官にも満足していただけそうです。
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